中国新聞出版研究院が25日に発表した「2017年中国著作権産業の経済貢献」によると、2017年の中国著作権産業の付加価値額は6兆810億9200万元、対GDP比は7.35%に達した。うち、中核的著作権産業の付加価値額は3兆8155億9000万元に上り、対GDP比は4.61%と前年より0.03ポイント拡大した。
国家版権局の関係者は、「中国共産党第十八回全国代表大会以来、党中央と国務院は著作権を含む知的財産権に関する活動を非常に重視しており、知財権戦略を徹底的に実施している。著作権保護の取組が強化され、著作権をめぐる社会的サービスレベルが顕著に向上、大衆の著作権に関する意識も高まり、著作権産業は健全に発展している」と指摘した。
統計によると、2013年から2017年までに、中国著作権産業の年間付加価値は4兆2725億9300万元から6兆810億9200万元に増加し、産業規模は42%拡大、対GDP比は7.27%から7.35%に拡大した。なかでも、デジタルIT・モバイルゲーム・ネット動画音楽サービスなどをはじめとする中核的著作権産業が急成長し、中国経済の質の高い発展推進に大きく貢献したという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月27日