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発信時間：2018-12-27 14:17:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　浙江省郵政管理局がメディアブリーフィングで明かした情報によると、国家郵政局の全国宅配業データで、浙江省の今年の宅配物取扱件数（発送件数）が100億件の大台を突破した。この規模は米国の宅配業の80％に迫り、世界3位の日本の宅配件数の2倍に相当する。

　浙江省は中国民間宅配企業の町で、約20年の発展を経て、宅配業は国民経済の成長を促進し、雇用を創出し、ECの協調を牽引し、産業構造のグレードアップを促進する新興の現代サービス業になっている。2012年以降、浙江省の宅配業務の年間伸び率は50％を超え、取扱件数は8億2000件から100億件に増加し、6つの地級市が全国宅配業都市トップ20にランクインしている。

　浙江省の宅配業の急成長について、浙江省郵政管理局の王徳奔副局長は次のように分析する。まず、浙江省は軽工業製造、市場、貿易の省であり、国民経済に強力に支えられ、浙江省の宅配業の発展の基礎が構築された。また、浙江省には世界最大のB2Bサイトのアリババ、世界最大手のインターネット小売サイトの淘宝網があり、ECとの融合・促進の中でネット通販と宅配業が互いを高め支え合う形ができた。

　また、浙江省の独特なイノベーション環境と製造業、工業、航空、EC、新エネルギー製造などその他の産業の融合が密接になり、サプライチェーンの総合性が絶えず向上し、輸送形式が多様化している。加えて、宅配企業が近年、インフラと科学技術応用を強化し、業務範囲を拡大し続けていることも宅配業の急発展を促進した。

　浙江省の宅配業務を行う法人企業および営業所は約1万社、従業員数は約30万人、1日あたりの利用者は延べ4000万人となっている。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年12月27日

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