3機目のC919のテスト飛行と同時に、4機目のC919も総組立を行おうとしている。テスト飛行の作業が全面的にペースアップし、C919の量産化に向けた作業も急ピッチで進められている。中国商飛上飛公司C919事業部副主任の孟建新氏は、次のように説明した。
1−2機目の総組立とテストを踏まえ、まず質が大幅に向上し、それから期間も従来よりほぼ半分に短縮されている。
進度の加速はフローの成熟化と人員の経験の蓄積、それから先進的な生産技術によるものだ。多くの自動化スマート設備がC919の生産に用いられている。これにより、効率が大幅に向上した。
間もなく2019年になるが、C919の総組立作業は1年で3機交付のペースに達する。これはテスト飛行に用いる予定の6機のすべてが来年、青空を駆け巡ることを意味する。
現在は新たな生産任務の節目を迎えている。104号、105号、106号が総組立に入り、それから初飛行を行うことになるが、これはそれほど問題ではない。生産ラインの設計上の交付能力は、毎年3機以上だからだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月29日