2019年は製造業におけるデジタルトランスフォーメーション・高度化に向けた政策支援が一段と強化される見通しだ。先月末に開かれた2019年全国工業・情報化工作会議では、製造工程のスマート化の取り組みを本格化し、国家スマート製造標準の制定と普及を進める方針が明確に打ち出された。
アリババグループ傘下の阿里雲(アリババクラウド)でマシンインテリジェンス(機械知能)のチーフサイエンティストを務める閔万里氏は、最も従来型の産業に最先端のデジタル経済とAI技術を用いれば、活力を最大限に引き出すことができると指摘。「計算力とデジタルリソースが新たなスマート経済の価値を高め、産業の高度化を牽引することで、経済モデルの転換が促進されるだろう」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月7日