テスラの上海工場着工、中国の開放の新たな成果に

テスラの上海工場着工、中国の開放の新たな成果に。

タグ:中国投資

発信時間:2019-01-08 10:16:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 テスラ・モーターズの投資額20億ドルの上海工場が月曜日、着工された。このテスラの100%出資子会社は、中国が海外自動車メーカーに工場の単独投資を認めてから初の受益者になった。テスラの創業者であるイーロン・マスクCEOは新工場を「3番目のギガファクトリー」と呼んでいる。EV完成車の年産は25万台を見込んでいる。


 テスラは昨年5月に企業を登録し、7月に合意に至り、10月に土地取得に成功した。わずか7カ月で中国で工場を建設するためのすべての準備手続きを終えた。これは中国市場を開拓しようとするテスラの切実な思いを十分に示しており、また中国側が既定の計画に基づき開放を絶えず拡大する政策、効率的な執行力を反映している。


 テスラが中国に進出するのは、中国市場が持つ潜在的な高い消費力を見込んでのことだ。中国は世界最大の自動車市場で、年産は2800万台と米国を1100万台上回る。中国の自動車市場はモデルチェンジ中で、EVの高い優位性を持ち、生産台数と販売台数で世界のその他の市場を大きく上回っている。また中国は充電インフラの大規模普及に取り組んでおり、世界で初めて「EV生態系」を構築する見通しだ。


 製造業の堅固な基礎があるため、中国には世界で最も整った関連生産能力がある。これは世界の自動車メーカーから見た中国の魅力だ。テスラのような新興メーカーにとって、中国での工場建設は必然的だ。


 中国は市場のエネルギーを絶えず引き出すと同時に、より激しい競争を生み出している。テスラの背後には、中国市場に進出するか、中国市場への投資を拡大しようとしている外資系企業がある。彼らは大きな資本、技術サポートを持ち、非常に高い競争力を形成している。近い将来、彼らはこの魅力的な市場に進出し、駆け引きを展開する。彼らは自社の実力によりこの市場で認められると同時に、この市場をより魅力的にできる。

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