中国企業が建設を担当するスリランカ南部鉄道1期プロジェクトが6日、南部の都市で試験運行のセレモニーを開いた。
スリランカ交通運輸・民間航空大臣は席上、「南部鉄道はスリランカが1948年に独立してから初めて建設された鉄道で、今年4月の仏暦の新年までに正式に開通することに期待する」と話した。
南部鉄道プロジェクトは中国企業がスリランカで初めて請け負う鉄道プロジェクトだ。中国機械進出口(集団)有限公司が元請負で、中鉄電気化局と中鉄五局が施工を担当。中国進出口銀行が融資でサポートする。
同プロジェクトは2013年8月に着工された。1期主体プロジェクトの全長は26.75キロで、南部の2都市を結ぶ。設計上の時速は120キロ。
現地メディアは、同プロジェクトがスリランカ経済に重要な促進力を生むと伝えた。南部鉄道が今後、港湾と空港を持つハンバントタまで延長すれば、スリランカ南部は陸海空の「三位一体」の運輸構造を形成する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月9日