外資系銀行、今年の中国経済を楽観視

外資系銀行、今年の中国経済を楽観視。

タグ:中国経済

発信時間:2019-01-20 11:28:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 屈氏は人民元レートの動向について「元高には2つの有利な要素がある」と断言した。まずは中米経済・貿易関係の不確実性の減少、次に中国資本市場のさらなる開放による新たな資金の導入だ。屈氏は、今年の人民元の対米ドルレートは市場の変化に伴い、1ドル=6.6−6.9元という狭い区間内で双方向に変動すると予想した。

 

 スタンダードチャータード銀行はまた、個人所得税の引き下げと消費財の売上補助金により、消費は今年、中国経済の成長を促す主な要素になりうると予想した。中国のGDP成長は今年第1四半期に底打ちし、政策のけん引を受け年内の残りの時間に緩やかに反転上昇するという。

 

 同行は、中国は使用可能なツールを十分に利用し、今年の経済成長率を6.0−6.5%で維持すると判断した。金融政策の小幅な緩和に伴い、今年下半期の中国の信用貸付環境はより大きな支援を手にする可能性がある。安定的な内需は、経済の大幅な鈍化を阻止する見通しだ。

 

 他にも資産管理規模が5兆ドルを超える世界最大の運用会社であるヴァンガードとUBSが、今年の中国経済に自信を持っている。



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