1人当たりGDPが1万ドル突破へ、中国にとって何を意味するか?

1人当たりGDPが1万ドル突破へ、中国にとって何を意味するか?。

タグ:1人当たりGDPが1万ドル 中国 GDP

発信時間:2019-01-24 09:56:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国が高所得国の仲間入りをするのは「目前」のように見えるが、専門家は中国人の所得水準向上は依然として長期的かつ苦しい取り組みになると指摘した。

 

 蔡氏によると、中国の1人当たりGDPは世界平均水準に近づいているが、依然として世界70位前後だ。世銀の高所得国の基準に達したとしても、中国は依然として発展途上国であり、一部の先進国の4、5万ドルと比べると大きな開きがある。

 

 また2019年は中国が中所得国になってから18年目の年であるが、他国の発展の経験を見ると、中国は現在「中所得国の罠」を飛び越える最も重要な時期を迎えていると分析されている。蔡氏は次のように指摘した。

 

 過去の経験によると、「中所得国の罠」に陥る国は往々にして、不安定な政治、活力なき市場、革新なき科学技術、外部環境からの大きな影響といった問題を抱えている。中国は市場の活力を高め、科学技術革新を力強く推進し、内需拡大に力を入れるといった改革の措置を堅持し、改革開放を堅持し、現在の経済成長率を維持することで、「中所得国の罠」を着実に飛び越えることができる。また1人当たりGDPと1人当たり可処分所得は2つの概念だ。ミクロレベルで見ると、低所得層の所得水準向上や減税などの措置により可処分所得を増やし、住民の消費を改善し内需の成長を促進することで、経済全体の発展を促進し好循環を実現できる。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月24日


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