ザキーチ氏は外部について、中国が世界貿易機関に加盟し、世界2位の対外直接投資国になり、さらに人民元が国際通貨基金(IMF)から5番目の特別引き出し権(SDR)の構成通貨に選ばれるなど、中国は確かな足取りで海外に進出していると判断した。「中国の一帯一路イニシアチブは世界を変えつつあり、世界の3分の2弱の人口に影響を及ぼしている。シルクロード基金の設立、アジアインフラ投資銀行の提唱・設立などにより世界に中国の発展のボーナスを与えた。世界金融市場は中国により再建しつつある」
ザキーチ氏は、一帯一路は沿線諸国に利益をもたらすと同時に、中国西部地区が海外進出し重要な発展チャンスを手にする機会を与えると指摘した。「これは中国の中西部のバランスの取れた発展を実現する上で重大な意義を持つ」
「経済発展と国家建設の過程において、中国は世界をも変えている。力強い経済成長と重要性を増す国際的な地位により、中国は世界の発展に尽きることなき可能性を注ぎ込んでいる。セルビアのあるバルカン半島を例とすると、中国とバルカン諸国の協力プロジェクトは、現地で大量の雇用機会を創出している。バルカン諸国のインフラを改善すると同時に、これらの国の経済発展に新たな動力を注ぎ込んでいる」