広東省でAI関連の産業クラスターが形成

広東省でAI関連の産業クラスターが形成。

タグ:AI

発信時間:2019-02-15 14:46:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 人工知能(AI)技術とその他の産業の融合が加速するのに伴い、広東省では新産業・新業態が生まれ、既存産業に新たな活力をもたらしたうえ、AIとAI製造業の産業クラスターが形成され、経済発展の新たな推進力となった。一連の政策支援を受け、広東省のAI産業は今後の発展が期待される。


 灯りもなく真っ暗な工場の誰もいない生産ラインで、機械の音だけが響き渡り、休むことなく製品が生産されている。これはSF映画の1シーンではなく、富士康の陳冠棋副総裁が説明する同社の「消灯工場」の様子だ。産業インターネットとスマート製造の導入を通じ、富士康は多くの生産ラインと工場で完全自動化を実現、人間だけでなく灯りさえも要らなくなった。


 この巨大メーカーの華麗な転身は、AI技術の発展と切り離すことができない。AI技術は日増しに成熟し、他の産業との融合が加速、製造業と実体経済発展の新たな原動力となった。


 2017年、広東省のAIコア産業の規模が約260億元と全国の3分の1を占めるようになったのに伴い、ロボットやスマート設備などAI関連産業の規模は2000億元を超え、AIコア産業と関連産業の規模はいずれも全国でトップクラスとなった。広東省は名実ともにAI大省になったのだ。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月15日

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