中国移動(チャイナ・モバイル)支社の中国移動湖北有限公司(湖北移動)によると、中国初となる第5世代(5G)移動通信システムを用いたスマート高速道路の建設プロジェクトが湖北省で実施されている。13日、同社への取材で明らかになった。
湖北省内の高速道路での5G基地局設置場所の選定や料金所スマート決済の実証実験が進んでいるほか、5Gスマート高速無人運転による走行試験も申請段階に入ったという。
5Gスマート高速道路では、クラウドコンピューティングやビッグデータ、モノのインターネット(IoT)、人工知能(AI)などの次世代インターネット技術を活用して、高精度かつリアルタイムで道路情報を収集する。区間ごとの状況や走行車両、構造物の様子を把握した上で交通予測なども正確に行えるという。