中国の新年の「お年玉」の風習がデジタル科学技術の革命を経験している。中国の旧正月期間、インターネットでの「お年玉」送信回数は8億2000万回に達した。インターネット大手がこの大きな変化を後押ししている。WeChatは、春節7連休の「お年玉」送信回数は8億2000万回で、前年同期比7%増加したと発表。デジタル科学技術の発展に伴い、通貨や贈り物の交換形式は多様化している。
この変化は、中国がモバイル決済時代に突入し、スマートフォンのアプリを使った決済、デジタルお年玉が非常に人気があることを示す。
アリババは、1月25日から2月4日に4億5000万人のユーザーが決済プラットフォームの支付宝が実施した「5つの福集め」という新年のゲームに参加したと発表。5つの福を集めたユーザーはそれぞれの額を受け取ることができる。報道によると、ゲーム参加者は前年比40%増加した。
百度も、2月4日の中国中央テレビの新年晩会で9億元のデジタルお年玉をプレゼントしたと発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月16日