IDCの統計によると、2018年第4四半期のアップルの中国におけるiPhone販売台数は前年同期比20%減少したが、華為(ファーウェイ)は23%の大幅増となった。IDCは、アップルの中国市場低迷を発表した最初の機関である。アップルが四半期報告でiPhone出荷台数を発表しなくなったため、IDCなどの調査結果は販売の変化が最も明確にわかる指標となる。
IDCの統計によると、2018年第4四半期のiPhone出荷台数は19.9%減、華為のスマホ出荷台数は23.3%増だった。これにより、アップルの市場シェアは1年前の12.9%から11.5%に低下した。
報告は、「2018年の定期的なバージョンアップおよび外観の小さな変化のほか、ユーザーが高額でも買い替えたいと思える大きなイノベーションがない。国内ブランドの商品イノベーションの動きが強いこともアップルの出荷台数が低迷し続けている原因」とした。
そのほか、今月上旬、香港のCounterpoint社の報告は、アップルのインドにおける売上高も大幅に減少していると明かした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月16日