国家統計局の11日の発表によると、全国一定規模以上のカルチャーおよび関連産業の企業6万社を対象に調査を実施した結果、2018年の上述企業の営業収入は8兆9257億元で前年比8.2%増だった。
カルチャーおよび関連産業は、社会一般向けにカルチャー製品、カルチャー関連製品の生産活動を行うニュース情報サービス、コンテンツ制作、クリエイティブ・デザインサービスなど9カテゴリを指す。
産業別で見ると、カルチャー製造業の営業収入が3兆8074億元で前年比4.0%増、カルチャー小売業が1兆6728億元で4.5%増、カルチャーサービス業が3兆4454億元で15.4%増。
業種別で見ると、カルチャーおよび関連産業の9業種のうち7業種が営業収入のプラス成長を実現、3業種が10%以上増加した。ニュース情報サービスの営業収入は8099億元で24.0%増、クリエイティブ・デザインサービスは1兆1069億元で16.5%増、カルチャー・マスメディアは1兆193億元で12.0%増。マイナス成長となったのは2業種で、カルチャー・レジャーサービスが1489億元で1.9%減少、カルチャー投資運営が412億元で0.2%減少した。
地域別で見ると、東部地区の一定規模以上のカルチャーおよび関連産業企業の営業収入は6兆8688億元で全国の77.0%を占めた。中部、西部、東北地区はそれぞれ1兆2008億元、7618億元、943億元で全国の13.4%、8.5%、1.1%を占めた。伸び率を見ると西部地区が12.2%、中部地区が9.7%、東部地区が7.7%増加、東北地区が1.3%減少した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月16日