アラブ首長国連邦ドバイ観光局が24日発表した統計によると、2018年にドバイへ入境して宿泊した国際旅行者数は前年比0.8%増の延べ1592万人だった。うち中国人は12%増の延べ87万5千人でオマーンを上回り、中国はドバイで4番目の観光客供給市場となった。
ドバイ入境国際旅行者数はインドが第1位を維持し、2018年は2017年から横ばいの延べ200万人だった。第2位のサウジアラビアは延べ160万人、それに続く英国は延べ120万人。
アラブ首長国連邦は2016年11月に中国国民のビザを免除すると発表。ドバイ観光局の統計によると、2017年の中国人旅行者数は延べ76万4千人を超え、前年に比べ41%増えた。
また、2018年はドバイを訪れたロシア人旅行者数が大きく増え、前年比28%増の延べ67万8千に上った。
ドバイは、アラブ首長国連邦の首長国7カ国に含まれ、世界的に有名な観光地だ。ドバイ政府は、2020年の国際旅行者数について、延べ2千万人を目指している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月26日