中国交通運輸部の李小鵬部長と劉小明副部長は28日、国務院報道弁公室の記者会見に出席し、「供給側構造改革の深化と交通運輸の質の高い発展の推進」について現状を説明した。
記者会見では交通運輸の新業態の発展と監督管理に焦点が当てられた。劉副部長は、ネット配車サービスは交通運輸の新業態の一角として輸送サービスに革新をもたらし、様々な移動体験を提供してきたとして、次のように説明した。
「ここ数年、ネット配車サービスという新業態は秩序をもって発展してきた。これまでに国内247の都市で「ネット配車サービスの規定に沿った発展に関する具体的な規則と意見」が発表され、配車サービスアプリを提供する企業110社が営業許可を取得、全国で68万件のハイヤー免許証と45万件の車両証明を交付するなど、規範の整備は順調に進んでいる。
交通運輸部は今後とも各地の指導監督にあたり、着実に政策を実施するとともに追跡評価を強化していく。政策の実施状況について評価を行い、一層の整備改善に務め、業界の健全な発展を促進していきたい」