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発信時間：2019-03-01 17:01:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　（4）制度革新を推し進め、「二制度」により発生する可能性がある発展の阻害要因を適切に取り除く。制度の連携を模索し、「政策の橋渡し」を推進、広東・香港・マカオの資源要素のスピーディーな流通を促進し、市場の一体的発展を推し進める。

　広東省の林少春氏は、広東省の「粤港澳大湾区」建設の進展状況を説明した。科学技術方面では、深セン・香港技術革新協力区の前期工程が順調に進んでおり、広東財政科学研究資金クロスボーダー使用弁法などの政策が打ち出されたほか、広東・香港共同イノベーション資金援助プロジェクトは151件に達したという。ビジネス環境のマッチングについて、広東省は香港とマカオのサービス業に対して153部門を開放したが、それはWTOサービス貿易関連カテゴリー160の95.6％を占める。

　香港特別行政区の張建宗氏は、「一国二制度」は大湾区で香港が持つ優位性だとし、特区政府は引き続き「一国二制度」の方針を全面的に堅持、大湾区建設に全力で取り組む考えだと述べた。国家のニーズと香港の長所を有機的に結び付け、市場メカニズムの役割を充分に発揮、国家の発展に関与すると同時に香港経済の新たな成長ポイントを模索し、香港の居住者により広大な生活改善の余地を提供するとした。

　マカオ特別行政区の米健氏は、「計画綱要」でマカオが大湾区建設の4つの中心都市の1つとされたことは、国家のマカオに対する信頼と期待の高さを示すと指摘。「計画綱要」の発表と実施は、「マカオの発展に千載一遇の歴史的チャンスをもたらす」としている。

　

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年3月1日

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