中国信託業協会は3月13日、「2018年第4四半期末信託会社主要業務データ」を発表した。
データによると、2018年の中国の信託会社68社の受託資産額は22兆7億元で、前年に比べ13.50%減少した。信託資産が投じられた業種は、資金信託18兆5千億元のうち工商企業向けが最大の5兆6700億元に上り、以下、金融機関、インフラ産業、不動産業、証券市場が続いた。
復旦大学信託研究センター主任の殷醒民氏は、信託業が製造業を含む大多数の実体経済部門のハイクオリティな発展に資金支援を行っており、実体経済への貢献を着実に果たしているとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月14日