外国メディアの注目点(3)中国の外交政策を集中的に報道

外国メディアの注目点(3)中国の外交政策を集中的に報道。外交政策について、ロシア、日本、パキスタンなどのメディアは、中国の王毅外交部長が記者会見で行った、中国の外交政策に関する説明を集中的に報じた…

タグ:外交政策 中日関係 原則

発信時間:2019-03-14 14:19:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

  中国の「両会」が終了に近づくなか、海外メディアは引き続きホットな話題に注目している。海外メディアは両会で発表された減税・負担軽減の「プレゼント」を評価し、市場の予想以上と称賛している。外商投資法(草案)の着実な推進も注目されており、中国の対外開放の新たなページをめくると称賛されている。また中国の外相が記者会見で説明した外交政策にも、海外メディアから注目が集まっている。


【中国の外交政策が注目の的に】


 外交政策について、ロシア、日本、パキスタンなどのメディアは、中国の王毅外交部長が記者会見で行った、中国の外交政策に関する説明を集中的に報じた。


 スプートニクは、「両会の記者会見で、王毅外交部長は中露関係の発展を高く評価した。王氏はさまざまな場において、中露関係は日増しに安定・成熟しており、現代の大国関係の模範になったと述べている」と報じた。


 スプートニクは、王氏が記者会見で「中露関係に最良はなく、より良くしかならない」「中露が並んで立てば、世界の平和と安全と安定が増える」などと述べたが、これは人々に親しまれる名言集になっていると伝えた。


 王氏は中日関係について、「日本側が客観的かつ理性的に中国の発展を見据え、これまで形成された各種政治的原則をしっかり遵守すれば、中日関係は障害と干渉を排除し、安定的で光あふれる未来を迎えられる」と述べた。NHKは報道の中で、中日関係が「一つの安定しつつ発展する時期に入ることを信じている」と王氏が述べたことを伝えた。


 パキスタンのニュースサイトは、中国外交部長のインド・パキスタン情勢に対する態度に注目した。同サイトは王氏による次の発言内容を伝えた。中国側は当初より、冷静に自制し事態のエスカレートを防止し、真相を明らかにし対話により問題を解決するよう強調してきた。この過程において、各国の主権と領土保全は十分に尊重されなければならない。この原則に従い、中国側は積極的に対話を働きかけており、緊張情勢の緩和に対して建設的な力を発揮している。


 インドメディアも同じく、王氏のインド・パキスタン情勢に関する発言に注目している。インドメディアは、中国が両国の緊張情勢を和らげるため調停に取り組んでいることを、王氏が記者会見の中で確認したと報じた。王氏はさらに両国に対して、前を向き危機をチャンスにし共に歩み寄るよう呼びかけた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年3月14日

 

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