「花見」は現在、武漢市で最もホットなキーワードだ。武漢大学は23日の3万人分のオンライン花見予約を受け付けていたが、前日で受付終了となった。東湖の桜園の入園者数は延べ8万人を突破し、記録を更新した。
武漢はこの10年間に渡り「新花城」という観光ブランドの樹立に取り組み、花見プログラムを打ち出している。花見ブームに伴い、武漢は全域花見、オールシーズン花見という構造を速やかに形成した。
「花見経済」が武漢市で急速に台頭している。武漢市文化・観光局の楊相衛局長は「新花城の建設に取り組む武漢では各種関連施設が揃い、徐々に観光客が帰りたくなくなる都市になりつつある」と述べた。
武漢を昨年訪れた観光客数は延べ2億8800万人で、花見シーズンのピーク期は前年同期比13%増の延べ8496万6000人に達した。花見旅行の総合的な収入は157億元。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月28日