中国医療市場に着目 外資がイノベーションセンター設立

中国医療市場に着目 外資がイノベーションセンター設立。

タグ:医療市場 外資

発信時間:2019-04-05 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 拡大が期待される医療市場、満たされていない医療ニーズ、開放が進む起業環境は外資医療医薬企業の中国進出を促している。医療機器大手のメドトロニックはこのほど、上海でメドトロニック医療イノベーション・アクセラレーターとして、世界クラスの研究開発と市場化資源を集めたイノベーション・プラットフォームを構築する計画をスタートさせた。

 

 メドトロニック医療イノベーション・アクセラレーターは複数のベンチャー企業と提携合意に達している。同プラットフォームは医療科学技術分野の先進的研究である人工知能(AI)、手術ロボット、ニューロモデュレーションなどの技術の臨床応用分野におけるイノベーションを重視・支援する。

 

 入居するベンチャー企業はメドトロニック中国研究開発センターの実験設備を使用し、商品開発で専門のコンサルティングサービスを受けることができ、一部のプロジェクトはメドトロニック中国基金のリスク投資も受けられる。長期的には、メドトロニックは優良プロジェクトを選び、臨床実験、上場登録サポートなどを提供し、優れたイノベーション製品の商品化を促す。

 

 メドトロニックのオマル・イシュラク会長兼最高経営責任者(CEO)は、「中国が世界最大の医療保健市場になるのは時間の問題。中国の科学技術の発展により、多くの技術イノベーションが中国で誕生し、その動向は明らかである」と話す。

 

 また、「私たちがこれらの思いを理解し、市場投入を促すのは、中国の患者のためである。また、その他の地域の患者にもメリットになる」と述べた。

 

 類似のイノベーションの「アクセラレーター」が次々と急成長している。昨年6月、メルク中国イノベーションセンターは上海で、メルク中国アクセラレーターを設立すると発表した。医療健康、生命科学、高性能材料、業界を超えたイノベーション分野でシードラウンドからAラウンド資金調達できるまでの成長型企業を模索することが目的。

 

 募集と選定を経て、メルクと意気投合した6社のベンチャー企業がメルク中国アクセラレーターに入居し、4月から3カ月にわたるプロジェクト開発と加速を行う。これらのベンチャー企業は資金とメルク・グローバル資源の支援を受けられるほか、交流プロジェクトを通して欧州市場を模索し、国際化を加速できる。

 

 ジョンソン・エンド・ジョンソンも2017年に上海にJLABS(ベンチャー企業孵化プラットフォーム)を設立すると発表した。ジョンソン・エンド・ジョンソンが明かした情報によると、同プラットフォームは今年6月に開幕し、同社のアジア初、世界最大面積のJLABSになる。運営開始後、約50社の生命科学・医療健康分野のベンチャー企業が入居する予定。現時点で20社超のベンチャーキャピタルと30社超の異業種供給業社と契約し、進駐企業の発展をサポートする。

 

 上海市科学技術委員会の朱啓高副主任は、「上海に外資系の研究センターは400カ所以上あり、上海の科学技術イノベーションと産業グレードアップを見届け、参与し、推進する重要な力となっている。イノベーションのアクセラレーターの設立は、上海の生命科学とバイオ医薬のイノベーション分野における一種のモデルと模索であり、関係部門はより優れたビジネス環境を提供し、健全な商品イノベーションを促していく」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年4月5日


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