2日に行われた国務院新聞弁公室の記者会見で、国家インターネット情報弁公室の楊小偉副主任は、第2回デジタル中国建設サミットを今年5月6日から8日にかけて福建省福州市で開催することを発表した。
今回のサミットのテーマは「情報化で新動力を育む、新動力で新発展を推進する、新発展で新たな輝きを築く」。今年のサミットはデジタルヘルス、インターネット科学技術、衛星応用などのフォーラムを増設し、デジタル経済試行モデルプロジェクト、人工知能公共サービスプラットフォームなどの見学会も実施する。
福建省の張志南常務副省長は、サミットの各準備作業は順調に進み、今年の来賓の数は第1回より50%増える予定だと明かした。また、今年、福建省はサミット期間中に「オンラインサミット」を行い、「年中展示し、永遠に閉幕しない」サミットにすると同時に、産業応用などのサブフォーラムを増設し、新技術・新商品の初出展率は半分以上になる見通しだと話した。
デジタル中国建設の全国的な進展状況と効果について、楊小偉氏は以下のように紹介した。1つ目は、インターネットインフラ建設の飛躍的発展の実現。2018年末時点で、中国の光ケーブルの長さは4358万キロ、4Gユーザーは11億7000万人に達し1年で1億6900万人増加し、5Gコア技術研究開発と標準制定で飛躍を遂げた。2つ目は、ビッグデータの発展と応用の加速化。中央と国家機関の61部門、31の省区市と新疆生産建設兵団が国家データ共有交換プラットフォームに全面的に接続している。3つ目は、デジタル経済の発展はサプライサイド構造性改革を促進する。関係機関の推算によると、2018年末時点で中国のデジタル経済規模は3兆元に達し、GDPの3分の1を占める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年4月5日