外資銀行が「一帯一路」提唱に期待 世界投融資体系にチャンス

外資銀行が「一帯一路」提唱に期待 世界投融資体系にチャンス。国際商業会議所(ICC)銀行委員会2019年総会がこのほど、北京市で開かれ、59の国と地域の金融機関、法律事務所、貿易会社の代表700人が出席した…

タグ:外資銀行 一帯一路 世界投融資

発信時間:2019-04-16 15:16:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 ウニクレディト銀行グローバル取引銀行部のグローバル統合マネージャーのリューク・コシニ氏は、以下のように述べた。「一帯一路」提唱を目にできたことを嬉しく思う。中でも欧州と中央アジアはこの提唱をとても歓迎している。「一帯一路」提唱に参与する企業、特に中小企業にどのように資金面の支援をしっかりと行うかは銀行が直面する試練である。

 

 ICCのジョン・ダンドン事務総長は中国網の取材に対し、「一帯一路」提唱は中国の約20年において最も重要な政策提議の1つであり、ICCも積極的な役割を発揮し、同提唱の効果的かつ持続的発展を保障したいと述べた。

 

外資が中国金融市場に次々と流入

 

 ドイツ銀行中国有限公司の会長兼中国エリアマネージャーの高峰氏は、「中国の金融分野における対外開放、株式と債券市場の開放が進むに連れ、大量の外資が中国市場に流入するだろう。中国はより透明で優れたビジネス環境の構築に尽力し、これらは外資系銀行の中国での投資に自信をもたらす」と発言した。

 

 SWIFTアジア太平洋地域責任者のエディ・ハダード氏は、「SWIFTの決済プラットフォームを見ると、証券市場がもたらすグローバル取引は増加し続けている。そのため、私たちは現在のグローバル経済の成長はまだ勢いがあると考えている。中国の株式市場と証券の接続に伴い、SWIFTもより重要なツール的役割を発揮するだろう」と話した。

 

 JPモルガン大中華圏責任者・中国貿易主管・貿易販売主管のベンジャミン・ラム氏は中国網の記者に対し、「一帯一路」提唱は中国の多国間貿易体系の維持という趣旨を表し、中国は金融市場のさらなる開放においても外資銀行により多くの投資のチャンスをもたらすと話した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月16日



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