農業農村部新聞弁公室は17日に記者会見を開いた。記者会見で発表された情報によると、豚肉価格は下半期に前年同期比で70%以上高騰し、過去最高の水準に達する見通しだ。
農業農村部市場・情報化司の唐珂司長によると、昨年8月にアフリカ豚コレラが発生してから、生きた豚及び繁殖可能な雌豚の飼育規模の縮小が月を追うごとに拡大している。農業農村部の400県に対する定点観測によると、3月の生きた豚の飼育規模は前月比1.2%減、前年同月比18.8%減となった。繁殖可能な雌豚は前月比2.3%減、前年同月比21.0%減。
下半期に生きた豚の出荷量がさらに減少し、かつ下半期に祝日の需要のピークを迎えることから、豚肉価格が一時的に急騰する可能性がある。
唐氏は「専門家は初歩的に、下半期の豚肉価格の前年同期比の伸び率が70%以上に達し、過去最高水準に達すると予想している。養豚業の利益水準は持続的に好転する。養豚場は生物安全を保証した上で、飼育規模を適時拡大し、利益拡大を目指すべきだ。これは豚肉価格の変動を安定させ、需要を満たすため提案する措置だ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月18日