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発信時間：2019-04-18 14:42:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

　「今回打ち出した政策の要点の一つは、中小銀行に比較的低い預金準備率を適用する政策フレームの構築だ」。中国人民大学重陽金融研究院副院長の董希淼氏は、中小銀行が民営企業や小企業・零細企業と天然の相溶性を持つため、差別化された監督管理政策を講じれば、中小銀行の発展と金融供給主体の増加につながり、金融機関体系の合理化・改善することで金融サービスの不足と不均衡な状況が改善されるとの見方を示した。

 

　同会議では、債券融資支援ツールを普及させ、今年の民営企業による起債規模と金融機関による小規模・零細企業向け特別金融債券発行規模は、2018年を超える水準を目指す方針が打ち出された。

 

　東方金誠チーフ・マクロアナリストの王青氏は、最近発表された金融統計について、3月の社会融資総量が強い増加トレンドを示し、うち社債融資が大幅に伸びたと指摘。これまでに打ち出された関連政策の効果が次第に上がっていることが示され、民営企業と小規模・零細企業融資を支える政策が持続的に力を発揮していると分析した。

　今回の会議では、銀行が「民営企業向け融資の意思、積極性、能力」の評価インセンティブメカニズムの整備を進め、小企業・零細企業に普遍的恩恵が及ぶ独自の与信計画を策定することを後押しする方針が示された。中国工商銀行、中国農業銀行、中国銀行、中国建設銀行、交通銀行の国有大手商業銀行5行を先頭に、今年は小企業・零細企業向け貸出残高を30％以上増やし、小企業・零細企業向け貸出創業融資コストを昨年に比べ1ポイント引き下げ、他の金融機関の小企業・零細企業向け融資コストを実質的に引き下げる。

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