中日交流の中で熱くなる「一帯一路」

中日交流の中で熱くなる「一帯一路」。

タグ:一帯一路

発信時間:2019-04-18 19:32:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第2回「一帯一路」(the Belt and Road)国際協力サミットフォーラムがまもなく北京で開催される。最近は多くの国が「一帯一路」への関心と参加の度合いが高まっている。14日に行われた第5回中日ハイレベル経済対話では、日本がハイレベル代表団を中国に派遣し、中国主催の同フォーラムに参加することを明らかにし、関連する協力の拡大に力を入れると表明した。人民日報海外版が伝えた。(文:蘇暁暉・中国国際問題研究院国際戦略研究所副所長)

日本の「一帯一路」に対する立場は、中日関係をおしはかる重要なバロメーターだ。うれしいことに、日本の「一帯一路」への態度は、当初の深刻な疑義や懸念を呈するというものから、今は相対的、客観的、積極的なものに変わった。2017年5月、日本の二階俊博自民党幹事長は代表団を率いて第1回フォーラムに参加した際、「『一帯一路』構想がより大きく発展することを期待する」と述べた。その後、日本の安倍晋三首相も数回、「『一帯一路』が地域と世界の繁栄、安定に積極的に寄与するものと期待する」と発言。18年5月には李克強総理が日本を訪問し、双方は「一帯一路」官民協議会の設立に同意。同年10月に安倍首相が訪中した際には、「『一帯一路』は潜在力を備えた構想であり、日本は中国と幅広い分野で協力を強化したい。これには第三国市場の共同開拓も含まれる」と述べた。

「一帯一路」が中日交流の中で熱くなり、日本企業はすでにそのメリットを享受してきた。相互接続がもたらす利便性により、ますます多くの日本企業が国際定期貨物列車「中欧班列」と主体的に連携するようになった。「中欧班列」が日本企業にもたらした効率向上は誰もが認めるところだ。海と陸との連携輸送により東京の港からドイツのデュースブルクまで40日間かかっていたのが28日間に短縮された。横浜の港からデュースブルクまでは水上輸送で37日間かかっていたのがわずか22日間になり、約15日間短縮された。

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