中国の自動運転プランサプライヤーの小馬智行、AutoX、知行科技はそれぞれの自動運転技術プランを打ち出す。高速自動運転と自動駐車に特化したスタートアップ企業の禾多科技、自動運転の物流シーンに取り組む西井科技もそろって姿を見せる。
今年の上海モーターショーは、阿里巴巴(アリババ)、騰訊(テンセント)、百度(バイドゥ)などのインターネット大手への期待として、実用化が始まった製品がどれぐらいあり、 いかにより多くの消費者がより便利なインターネット自動車ライフを実感するかだ。 アリババの展示ブースでは、人工知能(AI)が制御する運転席が話題になっており、ここには音声によるコントロールやスマートインタラクティブなどの技術が集約されている。
百度の車載OS(基本ソフト)スマート交通システムを搭載した「哈弗H6」300万台記念エディションは、ユーザーの好みに応じて、歌や講談などをピンポイントでおすすめすることが可能で、人と車の間で成語のしりとりも楽しめる。今回のショーで発売される星途汽車の初の量産車「TXL/TX」は百度の自動運転システム「アポロ」と提携し、顔認証、顔認証決済、拡張現実(AR)ナビゲーションを初めて応用したほか、無線によるソフトの更新、未来のネット交通システムの構築にも対応する。
今回のもう1つの注目点は、通信大手の華為(ファーウェイ)とLGが初めて自動車部品サプライヤーとして出展することだ。「デジタルの世界をすべての車に」はファーウェイ展示ブースのテーマで、5G自動運転、スマート交通などの技術成果を集中的に展示する空間となる。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年4月17日