18日の中国商務部の定例記者会見によると、2019年第1四半期に中国で新たに設立された外商投資企業は9616社、実質外資利用額は2422億8千万元で、前年同期より6.5%増加した。うち、3月単月の実質外資利用額は951億7千万元で、同8%増加した。
商務部の高峰報道官は、「中国の外資導入額は安定成長を維持し、構造は持続的に改善している。産業別では、ハイテク製造業とハイテクサービス業の外資導入額が大幅増加。ハイテク産業の実質外資利用額は前年同期比で50.6%増加し、産業全体に占める割合は27.5%に達した。ハイテク製造業の実質外資利用額は259億7千万元で、同14.8%増加。ハイテクサービス業の実質外資利用額は406億7千万元で、同88%増加した」と説明した。
高峰報道官はまた、「主な投資元国からの投資は比較的高い伸びを維持している」と指摘。主要投資元国のうち、韓国・日本・米国・ドイツ・英国・オランダの対中投資増加率はそれぞれ、79.6%、6.4%、71.3%、86.1%、12.4%、74.2%だった。EUからの実質対中投資額は34.6%増加した(自由港を通じた投資を含む)。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月19日