中国市場の需要はチリのネクタリンやスモモなどの輸出拡大を促した。チリのアボカドは中国での販売が期待されている。関係者は、アジア、特に中国は近い将来、チリ産果物の主な輸出先になると確信している。
チリ市場では、中国製品の人気も同じく上昇している。チリ全国自動車協会の統計によると、中国メーカーは昨年上半期にチリに自動車を3万台以上輸出し、自動車販売全体の15.6%を占め、初めてチリ市場でトップに立った。奇瑞、江淮、長城、長安などのブランドの業績が好調だ。業界関係者によると、高いコストパフォーマンス、利用者からの信頼、人々の需要に合致した車種の販売が、中国製自動車の販売増の理由となっている。
中国製のスマホやパソコンなどの製品も、チリの消費者に受け入れらるようになった。ファーウェイはチリ市場で高いシェアを占めており、シャオミも昨年末にチリ市場に正式に進出した。アップグレード版FTAの発効に伴い、両国のより多くの商品が相互接続する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月21日