「一帯一路」建設は人民元国際化を促す 英金融機関

「一帯一路」建設は人民元国際化を促す 英金融機関。「一帯一路」建設が進むにつれ、イギリスの金融機関は「一帯一路」プロジェクトの融資・金融提携への参与に期待を寄せている…

タグ:一帯一路

発信時間:2019-05-05 16:16:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 「一帯一路」建設が進むにつれ、イギリスの投資銀行や資産管理会社などの金融機関は「一帯一路」プロジェクトの融資・金融提携への参与に期待を寄せている。ロンドンの金融街「シティー・オブ・ロンドン」の行政責任者キャサリン・マクギネス氏は経済日報の取材に対し、「一帯一路」提唱はイギリスの金融サービス業にとってチャンスであり、HSBCはイギリスと「一帯一路」提唱をつなぐ代表的な銀行になっていると話した。「一帯一路」建設が進むにつれ、多くのイギリス企業が「一帯一路」提唱が世界にもたらす変化を研究し、「一帯一路」プロジェクトの参与者になり、自身の強みを生かしてプロジェクトに参加し、ウィンウィンを実現させたいと考えている。


 キャサリン・マクギネス氏は、「一帯一路」提唱は開放的で魅力のある偉大な計画で、将来はより多くの国と地域の企業が建設に参与し、プロジェクトを共同で進めるが可能と見ている。シティー・オブ・ロンドンは多くの国際資本が「一帯一路」プロジェクトの融資に参与するチャンスを手にし、プロジェクト融資の持続的発展を促し、より市場化された融資体系を形成し、「一帯一路」プロジェクトの資金源がより豊富になることに期待している。


 キャサリン・マクギネス氏は、「一帯一路」建設の推進は人民元の国際化を促すと話す。将来、人民元は貿易決済、投資、準備通貨においてより重要な役割を果たし、潜在力のある国際的な通貨になるという。


 キャサリン・マクギネス氏は、中国は経済規模で世界2位につけており、GDPの比率と世界貿易における地位は高く、人民元の国際化に期待できると考える。「一帯一路」提唱の関係国・地域での推進は地域の国家間の経済と貿易の往来だけでなく、人民元の国際化をも促すという。「一帯一路」提唱が関係国・地域の経済成長を促す過程で、これらの市場で人民元建ての取引、融資、準備通貨のニーズが高まり、人民元の「一帯一路」関係国・地域における受入度と影響力も高まるとみられる。シティー・オブ・ロンドンは「一帯一路」建設の推進における人民元建ての決済、投資、リスクヘッジにサービスを提供し、人民元を「一帯一路」建設により生かせるようにするという。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年5月5日

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