歴史ある古都がデジタル中国に出会うと、どのように変貌するのだろう?第2回デジタル中国建設サミットのプレ・イベントとして、「福の有る街・未来と対話」が5日、福州市三坊七巷で開かれ、各界の関係者が一堂に会し、未来に想いをめぐらせた。
三坊七巷の未来感溢れるスマート街区では、顔認証決済・スマートレストラン・無感決済(自動決済)駐車場などスマートデバイスを活用したシーンや、画像と動画を組み合わせたAR(拡張現実) 写真、バーチャル試着ができるクラウド3Dフィッティングミラーなどを通じて、ハイテクがもたらす素晴らしい生活を体験することができる。
都市は生活をより素晴らしいものにし、デジタル経済は都市をより素晴らしいものにする。デジタル経済は都市部の資源配分・成長モデルの刷新・発展の新たな原動力育成を助ける。その一方で、ビッグデータ・クラウドコンピューティング・モノのインターネットなどの情報技術の応用が「情報の孤島」状態の打破を助けるほか、政府の科学的意思決定・綿密な都市管理・公共サービスの利便性向上につながり、人々の満足度・幸福感・安全性を向上させる。
2018年の福州のデジタル経済規模は2800億元を突破し、域内総生産の36%を占めた。民生分野では、国家健康医療ビッグデータ(福州)サービスプラットフォームが711万人をカバーし、200億以上のデータを集約、「ビッグデータ+医療」を通じて医療水準を向上させ、医療資源の偏在問題を効果的に解決、「多くのデータを活用すれば、人間は忙しく奔走する必要が無い」状態を実現、医療福祉を効果的にサポートした。