すべての人やモノがインターネットにつながるIoEの時代、データ資源は資本・労働力・技術・土地などといった従来の要素と同様に戦略的な資源となり、「要素の要素」とも呼ばれている。デジタル経済は都市の発展に大きな影響を与える。ビッグデータを活用して現代的なデジタル都市を建設することは、革新的な供給と需要拡大の大きな潜在力を秘めており、経済と社会の質の高い発展にとって重要な意義を持つ。
国家発展改革委員会(発改委)がこのほど発表した「2019年新型都市化建設重点任務」では、新型スマート都市建設の評価を改善するには、地域の市クラス以上の都市でデジタル都市管理プラットフォームを構築し、都市管理の総合的計画能力を増強し、都市の科学的で精密かつスマートな管理水準を高める必要があると提起された。
デジタル都市の建設は未来の都市間競争の構図に新たな視点を提供する。デジタル経済の発展に伴い、西部の都市も東部の都市と同じスタートラインに立つことができる。すべての地域はこの機会を逃さず、デジタル格差を乗り越え、デジタル経済の発展を通じて産業の高度化を加速することが求められる。
デジタル都市は、誰が、どのように建設するのか?デジタル都市建設の需要は多様で、技術も複雑であるため、政府・企業・大学・研究機関など社会の各方面が共に参画し、共同イノベーションを広く展開する必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年5月8日