米国の投資の中国経済発展への積極的な効果を否定する者はいない。だがこれを中国が世界2位の経済体になれた根本的な原因とするならば、世界の人々が理解できない論理になる。1987年の外資統計開始後の中国の実行ベース外資導入額は累計2兆ドル以上で、うち米国の対中投資は800億ドル余りとわずか4.06%を占めるのみだ。800億ドルで中国を「再建」しようとは、ただのおとぎ話に過ぎない。どんなに想像力がある人であっても、米国人がいかにしてこの結論を導き出したのか想像できないだろう。
救世主など存在しない。この世で救世主になろうとする人間は、口先だけで一時的にいい気になるが、常に失敗に終わる。ところがこの世には常に自分が正しいと思い込み、傲慢にも救世主を自称する者がいる。彼らは自作自演の馬鹿げた芝居を打ち、世界の人々に笑われる。口を開き無知を露呈するよりは、事実を尊重し、中国への謂れなき批判を停止し、中国の発展を正しく捉え、中米経済貿易関係の正常かつ安定的な発展に資することをすべきだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年5月17日