就職説明会、多くの人が集まった(経済日報記者撮影)。
第1回南ア中国系企業就職説明会がこのほど、ヨハネスブルグのキャンパス内で開かれた。中国系企業40社弱が南アの学生と一対一で向き合い、優秀な人材を集めた。
情報によると、今回の就職説明会は南ア高等教育訓練省工業訓練署、在南ア中国系企業経済貿易協会、中国文化・国際教育交流センターが共催した。200人分以上の雇用枠が提供された。
中国の林松添駐南ア大使は「今回の活動は中国留学帰国者、それから現地の孔子学院で学ぶ南アの学生の就職に良好な場を提供した。南アの若者の就職、中国と南アの友好の促進に対して重要な意義を持つ、非常に良い試みだ。駐南ア中国大使館は中国企業がより多く、より大規模な就職説明会を開くことを引き続き奨励する」と述べた。
南ア高等教育訓練省の責任者は、中国側が南アの学生向けに大規模な就職説明会を開いたことを称賛した。また中国政府と企業が南アの多くの専門技能人材の育成を支援し、多くの雇用機会を創出し、南アの経済・社会の発展を力強く促進したことを称賛した。さらに南アは中国側の職業技術訓練・教育面の成功経験と有益な手法を学び、参考にするべきと呼びかけた。「南アの若い学生がチャンスをつかみ、中国企業と同僚から学び自らの能力を高め、第四次産業革命を迎えるため十分に準備を整えることを願う」
28歳の誕生日を終えたばかりの応募者は、面接試験官に「私は高校の卒業証書、それから高等教育訓練省の電気機械工資格証明書を持っており、多くの企業で実習に参加した。さらに重要なことは、江蘇省の太陽光エネルギー企業で、電気機械工として実習に参加したことだ」と述べた。中国企業での実習経験で、彼は多くのことを学んだ。自分に適した仕事を見つけ、専門技術と特長を活かしたいという。
就職説明会には同日、南アの1000人以上の学生が集まった。その中には中国留学から帰国した学生、間もなく派遣される技能実習生、中国政府奨学金受給者が含まれていた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年5月18日