中国財政部(省)が支出した中央政府の特定項目・貧困支援資金はこのほど351億1700万元(1元=約15.91円)に達した。2018年10月に前倒しで支出された909億7800万元と合わせると、19年の中央政府から財政補助として地方に出される貧困支援資金・1260億9500万元全てが支出された。18年と比べて200億元増(18.85%増)となり、4年連続で年間200億元のペースで増えたことになる。人民日報が報じた。
19年、中央政府の財政特定項目・貧困支援資金は引き続き迅速に省に給付され、資金の審査権限は全て県級に渡されている。財政部は、「各省は、『省が全ての責任を負う』という指示に従うことになっている。新しく増えた中央政府の財政特定項目・貧困支援資金は深刻である貧困地区の貧困脱却のサポート強化に用いられる」と強調している。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年5月19日