中国で先ごろ、中部地域の振興促進に関する工作座談会が開かれた。会議では、中部地域の総合力と競争力を継続的に向上させる必要があるとの見方が示された。
製造業の質の高い発展促進や、カギとなる分野での自主イノベーション能力の向上、経営環境の最適化、積極的な新興産業の分布と移転、高水準の開放拡大、グリーン発展の堅持、民生分野での取り組み強化、政策措施や制度の整備などが含まれる。
業界関係者は、中部地域の振興促進は、各地域の調和ある発展にとって重要な一環だと指摘。全国統一的な大市場の構築や、東部・中部・西部地域間の良好かつインタラクティブな関係の構築、調和のとれた発展促進を図る必要があるとの見方を示した。
この会議は中部地域の次段階における発展にとって極めて重要な役割を担うものであり、ほどなく新政策によるメリットを享受することになるだろう。会議では、質の高い発展という目標に向けてしっかりと取り組み、中部地域の振興をより高い段階に引き上げるべきとの見方が示された。
このほか、政策措施や制度の整備や、中部地域の振興促進に関する支援の強化、質の高い発展を促進する政策措置の検討などの方針も明確に打ち出された。