中国物流購買連合会の発表によると、2019年5月の中国物流業景気指数は52.8で、前月に比べ0.7ポイント低下した。中国在庫指数は52.8と、前月より1.5ポイント低下した。
5月の物流業務総量指数は52.8と、前月より0.7ポイント低下。新規受注指数は53.1と、前月より2.1ポイント低下。これは物流運営が安定を維持すると同時に下押し圧力がやや蓄積していることを示す。在庫回転指数は51.7と3.3ポイント低下、平均在庫量指数は48.1と1.2ポイント低下した。品種別では、旺盛な民生関連製品の消費需要を背景に、貯蔵部門で貨物の在庫削減が鮮明となり、物流効率がやや向上した。
中国物流情報センター主任の何輝氏は、「5月の物流業景気指数はやや低下したが、依然として景気拡張区間で推移しており、物流業務活動が引き続き活発で、物流規模の拡大傾向が安定に向かっていることを反映している」との見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月4日