中米経済貿易摩擦、米国への影響は小さい?

中米経済貿易摩擦、米国への影響は小さい?。貿易戦争に勝者はない。米国は中国に対して関税引き上げ措置を講じている。これは中国に影響を及ぼすばかりか、米国にも損失をもたらし、世界経済の発展を損ねる…

タグ:消費者 貨物 摩擦 赤字 雇用

発信時間:2019-06-03 14:31:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 国務院新聞弁公室は2日、「中米経済貿易協議に関する中国側の立場」と題した白書を発表し、同日午前10時に記者会見を開いた。王受文・商務部副部長兼国際貿易交渉副代表、郭衛民・国務院新聞弁公室副主任が白書の関連内容を紹介・説明し、記者からの質問に回答した。


 「米国側は、中米経済貿易摩擦で損失を被るのは主に中国側であり、米国側への影響は大きくないと称しているが」という記者からの質問に対して、王氏は「貿易戦争に勝者はない。米国は中国に対して関税引き上げ措置を講じている。これは中国に影響を及ぼすばかりか、米国にも損失をもたらし、世界経済の発展を損ねる」と述べ、次のように続けた。


 貿易制限措置が米国側にどの程度の影響を及ぼすかについては、米国の研究が最も説得力を持つ。例えば米国側は「米国は中国に対して巨額の貿易赤字を計上しているが、貿易戦争を通じこれを縮小できる」と称している。実際には昨年の米国自身による統計によると、米国の貨物貿易赤字は10.4%増加し、米国の対中大豆輸出は50%減少し、米国の対中自動車輸出も20%以上減少した。貿易制限措置が米国の労働者及び農家の利益を損ねていることが分かる。


 関税引き上げは米国人消費者の利益も損ねている。国際通貨基金の研究によると、米国の中国製品に対する関税引き上げ分については、ほぼ米国人消費者によって負担されているが、これはどの程度の額に達するのだろうか。ニューヨーク連邦準備銀行の研究によると、米国の各世帯の支出が831ドル膨らむ。貿易摩擦はさらに米国の雇用に圧力をもたらす。米シンクタンクが行った研究によると、米国が中国製品に対する関税を引き上げると、米国で223万人分の雇用機会が失われる。


 貿易制限措置は米国に損失をもたらし、世界経済にも影響を及ぼす。貿易摩擦は世界のバリューチェーンをかき乱し、世界の貿易秩序を乱し、世界の投資家の自信を弱める。国連貿易開発会議の報告によると、世界の越境投資は2017年と2018年に減少し、しかも下げ幅は2桁台に達している。米国が引き起こした貿易摩擦は、投資家の自信をさらに弱め、世界経済に悪影響を及ぼしている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年6月3日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで