公平競争のための環境づくりと市場の一段の活性化促進に向け、中国政府によるグランドデザインが策定される見通しとなった。
新華社傘下の経済紙『経済参考報』によると、中国政府の関係部門が「競争政策に関する指針」の策定を急いでいる。競争的な市場環境を維持・促進するための政策で、自由貿易試験区で先行実施するとみられる。革新的な制度づくりなどを模索し、企業間競争に関する制度や規則を細かく定めるほか、競争中立性評価システムを構築する。
このほか、『独占禁止法』の改正も鳴り物入りで進められており、関係業界が注目する『自動車業界の独占禁止法ガイドライン』なども近く発表されるもようだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月12日