国産スマホメーカーの自信は実力を基礎としている。2018年2月のモバイル・ワールド・コングレスの会期中、ファーウェイは世界初の5G通話を実現し、世界初の5G端末を発表した。ファーウェイは世界30カ国・地域で46の5G商用契約を結んでおり、5G基地局の出荷台数は10万基を上回り世界最多となっている。シャオミの「MIX3」(5G版)も今年5月上旬にスイスで発売され、欧州初の5Gスマホの一つになった。
価格は「ハードル」にならない
しかし現在発表されている5Gスマホはいずれも高額で、1万元の大台に乗っている。専門家は、これは現在の出荷台数が少なく産業チェーンが成熟していないためであり、大幅な値下げの余地を残していると述べた。中国情報消費連盟の項立剛理事長は「5Gスマホが現在高額なのは主に出荷台数が少ないからで、来年の中頃には3000−5000元の多くの5Gスマホが登場し、その後も値下げが続き2000元前後の5Gスマホが登場する」と述べた。市場調査会社Counterpointの閆占孟・研究総監も「5Gスマホチップのコスト削減とその他の技術の成熟に伴い、来年下半期に5Gスマホは販売のピークを迎える。2020年末の価格は2000−3000元に集中するだろう」と予想した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年6月14日