『ウォール・ストリート・ジャーナル』によると、中国最大の水上輸送会社の中遠海運控股股フェン有限公司が、ロシア水上輸送大手のPAOSovcomflotと合弁会社を設立した。合弁会社はシベリアの天然ガスを西側とアジア市場に輸送する。これは中国が北極水上輸送分野に進出したことを意味する。国営企業である両社は12隻の砕氷液化天然ガス貨物船からなる船隊を運営し、天然ガスをロシアの大型液化天然ガス工場のヤマルLNGからシエベリア北部経由で北欧、日本、韓国、中国に海上輸送する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月14日