網易智能の報道によると、海外の芸術館「9 GANs」がこのほど、AIアルゴリズムで生成した作品をFine Art AmericaやSociety 6などのオンライン・アート作品取引市場で販売した。この芸術館は1時間に9作品を生成でき、テーマは肖像画、抽象画、シュールレアリスムなどに及ぶ。
芸術館はどの作品もオリジナルだと主張するが、人工知能(AI)による作品は機械に取り込まれた大量の作品の混合物と考える人もいる。生成された画像がモナリザのイメージ、ゴッホの渦巻く空、モナの緑の風景になる可能性もある。「9 GANs」はNVIDIAのStyleGANを創作に使用。ほかの生成器と異なり、StyleGANは必要に応じて生成後の画像を修正し、よりリアルに仕上げ、実在しない肖像画を創造するほか、自動車、部屋、アニメのアバターなどその他の機械学習応用にも使用できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月17日