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保険業の開放進む 外資がニッチ市場に尽力。
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政策ボーナスが絶えず放出されるのに伴い、中国の保険市場は新たな外資ブームを迎えている。2019年にはいってから、少なくとも5社の外資系保険会社の追加投資が認可され、その額は20億元を超える。また、十数社の外資系保険機関の株式追加取得、省クラス支部の設置申請が集中的に認可され、その規模と数は過去の同期を大幅に上回り、ミドル・ハイエンドの保健分野が外資系ベンチャー企業に注目されている。そのほか、保険業を含む金融業開放という「大きなプレゼント」が前倒しで届き、金融監督管理機関の上層部は措置の実施を推し進めるために新ラウンドの法改正作業に着手している。『外資保険会社管理条例』などを含む細則の改正が完了し、近く発表される見通し。
金融業開放の重要な一環として、保険業開放は注目を集めている。3月、銀行保険監督管理委員会の王兆星主席は中国発展ハイレベルフォーラム2019サミットに出席した際、銀行保険監督管理委員会が新ラウンドの開放措置を研究中だと明かした。4月、中国人民銀行党委員会書記・銀行保険監督管理委員会主席の郭樹清氏は12条の対外開放新措置を提案し、うち5条が保険業関連である。5月、郭樹清氏は2019陸家嘴フォーラムで、銀行、保険、証券、信託を含む金融の対外開放を拡大し、ハイレベルの海外資産管理機関を歓迎し、人民元資金を集めて人民元市場に投入すると再度表明した。6月5日、国家外貨管理局は『保険会社の資本金為替決済便利化の促進に関する通知』を公布し、保険会社の資本金為替決済の審査を廃止し、自由元転制を実行することを明確にした。
多方面の統計によると、中国は世界で注目され、巨大な潜在力を持つ市場になっている。瑞再研究院が発表したsigma報告は、中国とアジア新興市場は保険業成長の原動力であり、中国は2030年代中頃に世界最大の保険市場になる可能性が極めて高いとの見解を示した。アリアンツの研究報告も、中国は世界の保険市場の成長を引き続きリードし、今後10年、中国の保険料の規模は年間14％増加すると予想した。
政策ボーナスが絶えず放出され、外資が市場を楽観視する中、保険業開放は実質的な推進段階に突入した。
大まかな統計によると、今年に入り、銀行保険監督管理委員会が認可した合弁および外資系保険会社の増資規模は20億元に達し、建信保険資産管理、ハノーバー再保険上海支社を含む十数社の保険会社が中国保険業協会の公式サイトで増資公告を発表した。
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