中国工業情報化部(工信部)情報化・ソフトウエアサービス司司長の謝少鋒氏は6月30日、ソフトウエア産業発展状況テーマ記者会見で、今年1-5月の中国のソフウエアト・情報技術サービス業(以下、ソフト業と略)の営業収入が前年同期比14.7%増の2兆6298億元で、伸び率が前年同期を0.5ポイント上回ったことを明らかにした。産業全体の利益総額は10.5%増の3228億元と、伸び率が前年同期を0.2ポイント、今年1-4月を1.8ポイント上回った。
「ソフトウエアは、次世代ITの魂であり、製造強国とインターネット強国の建設を大きく支える」。工信部部長の苗圩氏によると、中国共産党第18回全国代表大会(第18回党大会)以降、中国のソフト業は、成長率が国民経済の各産業のなかでも上位の水準にあり、2018年の営業収入が前年比14.2%増の6兆3千億元、利益総額が9.7%増の8079億元だった。今年1-4月の営業収入は14.8%増、利益総額は8.7%増で、ソフト業は、中国の経済発展において「風向計」と「機関車」の役割を果たしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月2日