「米国に手続きを先延ばしされ、中国人留学生が米国以外の国の大学を選択」。AFPは8日、ビザの更新手続きの遅延や、研究室から追い出されることへの不安、安全保障への不安から、中国人留学生は米国を避け、英国やオーストラリア、カナダなどを留学先として選択していると報じた。米国移民・関税執行局の統計によると、今年3月に米国の大学で学生として登録された中国人留学生数は前年比で2%減少し、2009年以来初めて減少に転じた。
米フォーブスは7日、先月多くのメディアが報じた「2018年の中国人訪米観光客は前年比6%減少」というニュースについて、この数字にはビジネスマンや留学生も含まれており、詳細な統計によると中国人観光客の減少率は10%に達すると伝えた。2017年に米国を訪問した中国人観光客はのべ226万5千人に上ったが、2018年は203万8千人に満たなかった。2019年上半期も減少傾向が続き、1-5月は77万3千人と、前年同期比で5.3%減少した。同紙は「これは米国の観光業と高級品小売業にとって悪い知らせだ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月13日