中国経済網コメンテーター、西南政法大学客員教授の成錫忠氏は、中国経済網のオリジナル番組「一帯一路マンツーマン」に出演した際に、中国とパキスタンは農産物の高付加価値加工業界の発展で協力できると述べた。推算によると価値にして1元の初級農産物に高付加価値加工を行うことで、価値を3.72元高めることができる。成氏は番組の中で、「中国では現在、0.38元しか価値を高めることができず、パキスタンではより低くなる。広東省の各地で農産物加工企業が発展し、農産物加工企業協会のリストには2077社登録されているが、実際にはこれをもっと上回る。広東省には『農産物加工業発展計画(2018−25年)』があり、2020年までに農産物加工業の生産高を1兆6500億元にする予定だ」と説明した。
同番組に出演したパキスタン人専門家、清華大学客員教授のSajid氏は成氏の観点に賛同し、パキスタンは加工業を改善する必要があるとの観点を示した。「パキスタンには多くの農産物がある。例えばマンゴーは品質が非常に高く、百種以上もある。現在の問題は、マンゴーの価値を高めたければ、技術により付加価値をつける必要があるということだ。広東省の企業には先進的な高付加価値加工機械設備があり、農産物の高付加価値加工業に投資し、パキスタンの農産物の価値向上及び国際市場進出の条件を整えることができる
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月13日