6600億元の国有資本、社会保障基金に「輸血」へ

6600億元の国有資本、社会保障基金に「輸血」へ。

タグ:国有資本  社会保障基金

発信時間:2019-07-22 14:12:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 大規模な減税・費用削減後、中国の社会保障基金の持続可能性の問題が注目され続けている。「中国の年金制度はいつまでもつか」「年金が十分に支給されるか」が最も頻繁に言及される話題になっている。国務院政策定例記者会見にて、人力資源・社会保障部と財政部が次の積極的なシグナルを発した。中国の養老保険制度は全体的に安定運行しており、近日中に6600億元前後の国有資本を工面し社会保障基金を充実させるというのだ。

 

 社会保障基金の持続可能性を確保するため、一連の対策が打ち出された。まず、基本養老保険基金の中央調整力が強化された。財政部資産管理司の陸慶平司長はさらに、国有資本の一部を工面し社会保障基金を充実させる取り組みが、今年すでに全面的に展開されていると補足した。2018年より中央レベルの1・2陣の計24社の振替が完了しており、近日中にさらに35社の中央管理企業の振替が実施される。中央レベルの59社が振替を行う国有資本の総額は6600億元前後にのぼる見通しだ。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月22日



 


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