財政部が23日に発表した統計データによると、全国国有企業及び国有企業が支配株主となっている企業の主要経済指標が、今年上半期に安定成長の流れを維持した。うち利益総額は前年同期比7.2%増の1兆8200億4000万元。
統計データによると、上半期の国有企業営業収入は前年同期比7.8%増の29兆4921億元。うち中央企業は6.2%増の17兆946億4000万元、地方国有企業は10%増の12兆3974億6000万元。中央企業の利益総額は8.8%増の1兆2175億3000万元、地方国有企業は4.1%増の6025億1000万元。
中国財政科学研究院の白景明副院長は「国有企業の上半期の営業収入と利益の伸び率はGDP成長率を上回ったが、これは国有企業の運行が安定しつつ好転していることを反映した。特にハイテク産業は国有企業のうち高い割合を占めており、利益増は経済発展の質が絶えず向上していることを意味する」との観点を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月24日