中国商務部は7月22日、中日韓自由貿易協定の交渉を加速する方針を示した。
一方、日韓の経済・貿易関係に自由貿易協定の交渉を妨げる問題があるか否かについて中国西南証券チーフ・アナリストの張剛氏は、中国経済網のネット動画番組・「中韓財経連線・滬港通」で、「商務部による今回の方針発表には2つのきっかけがある。一つは、中国の進める『中国・モンゴル(蒙)・ロシア(露)』経済回廊の建設が、韓国と日本にとって大きなビジネスチャンスとなるため、これが『中日韓』自由貿易協定交渉を促進する。また、日本の参議院選挙が終わり、日本が対外の強硬路線を採る必要性が弱まった。日韓関係は、これらのきっかけを通じて改善する可能性がある」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月25日