中国工業情報化部(工信部)は7月23日、今年上半期の中国新興通信業発展状況を明らかにした。中国の工業経済は全体的に安定して推移し、安定しつつ向上した。なかでも、ハイテクが製造業の発展を牽引している。
工信部の統計によると、2019年1-6月の鉱工業生産(一定規模以上企業)は前年同期比6%増で、うち製造業は6.4%増加した。ハイテク製造業の伸び率は9%と、製造業の平均を3ポイント上回った。
工信部副部長の辛国斌氏は、新エネルギー自動車、都市軌道車両、サービスロボット、3Dプリンター設備、ハイエンド医療装備、バイオ医薬がいずれも比較的高い成長率を保ったとしている。
また、上半期の製造業技術改造投資は13.1%増で、伸び率が製造業投資全体を10.1ポイント上回った。専門家は、こうした技術改造投資の効果が今後次第に表れてくるとの見方を示している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月25日